皆様こんにちは。東和商会の伊賀です。
このブログを長くご覧いただいている方は
ご存じのことだと思いますが、
弊社は、埼玉の田んぼの真ん中にあります。
現在、田植えの終わったばかりの田んぼは、
暗くなるとカエルの大合唱♪
またまたこの季節がやってきました。
ゲコゲコ♪大変な賑やかさで・・・
さて、突然ですが、
カーテンの上飾り(バランス)を付けたいけど、
今付いているレールは、どうなるんだろう?
レールぜ~んぶ取替えないと無理なのかな~?と
思われがちですが、
そうじゃない場合もありますよ~!という、
そういう事例をご紹介致しますね。
埼玉県K様邸
広々としたリビングルームに、
優しい色調のカーテン。
カメラを引くと実はもっと広い!
なんとも羨ましい空間です♪
ドレープ生地は、
マナトレーディングの「フォンティーヌ」
フラットバランスは、
無地のシャンタンで。
テールの裏地にチラリとグリーン。
さて、そのカーテンレールについて。
K様邸には、このような
ウッドタイプのレールが付いていました。
かなりしっかりとした木製なので、
出来ればそのまま使えたら良いな~と。
お客様にとっても、
そのほうが嬉しいですよね。
それが可能かどうかは、
壁からのレールの出っ張り具合によります。
上飾り用のレールの出っ張りは、
最大で約15センチ。
スペーサーを重ねて入れて、ふかして
もう少しなら前に出せますが、
ウッドレールのリングランナーの
大きさ、カーテンの山がぶつからないか、
あとは、その高さ。
上飾りの取付け位置との兼ね合い。
などなど考慮すべき点があります。
K様邸は、色々な点を検証した結果、
そのまま使えることがわかりました。
なが~いレールだから、もったいなくて。
そのまま使えて良かった~!!
K様邸、大きな窓と、小さな窓が、
このようにくっついておりました。
わずかに壁の部分があり、
その部分のレールはこのような感じ。
お~、なるほど、
すごく微妙に分かれています。
ヨシ!この丸いお団子のところ、
取ってしまってレールくっつけちゃおう!
それと、左右ににょき~んと伸びた分部も
少しカットして、短くし、
キャップも平らなものに取替え。
などなど・・・
色々なプチ工事の後に、
本格的に、バランスレールをプラス。
窓の開き方の関係で、
どうしてもこの位置がカーテン分割のラインに。
カーテンの合わせ目は、
フラットバランスのデザインにも
関係してきます。
ひとつの窓に見えて、
実はふたつの窓であり、
でもバランスは一体化させる。
なるべく違和感ない感じに。
このような仕上がりです♪
シェードも、以前はこのような
プレーンシェードだったのですが、
今回はバルーンシェードで
イメージチェンジ♪
お取付け位置も少し高くしました。
真っ平らなファブリックに比べて、
ふんわり、クシュッと丸くなると、
とってもエレガントに♡
それから、
寝室のカーテンもご依頼いただきました。
ウィリアムモリスの、
「いちご泥棒」のカーテンと
濃紺のフラットバランス。
川島織物さんの「いちご泥棒」は、
濃いブルーやゴールドと、
相性抜群なのです♪
(サンダーソンのモリスだと、またちょっと違うと思いますが。)
やっぱり素敵な「ウィリアムモリス」です♪
久しぶりのカーテン掛け替えをなさったK様。
リビングのカーテンは、
今回も優しいお色を選ばれましたので、
カーテン自体の印象は、
前のカーテンと似ているのですが、
フラットバランスが付いたことによる
イメージチェンジ感は、とても大きい!
お部屋の雰囲気が変わったこと、
大変お喜びいただけました。
K様は、本当に仲良しファミリー♪
ご主人様、お嬢様と一緒になって、
楽しく、生地選びをしていただきました。
本当にありがとうございました!
カーテン上飾りをお取付けする際に、
既存の「レール」を利用できるか、
出来ないか、
「それは現場を拝見しないとわからない。」
というのが正直なところなのですが、
レールが劣化していなくて、
十分使えるのであれば、
なんとか、使えるように頑張ってみる。
(無理な時もありますが。)
そーゆー感じでやっておりますです。ハイ。
ではまた次回をお楽しみに~!