皆様こんにちは。東和商会の伊賀です。
7月後半となりました。
子供たちは夏休みになったのですね。
子供が大人になっちゃった我が家では、
夏休みも、冬休みも、気がつかないまま
一年が過ぎていきます。
まちなかで、昼間から子供の姿をみかけて、
あ~、学校おやすみね・・・
やっと、そんなことに気がつくのでした。
それにしても、こう危険な暑さでは、
安心して外遊びが出来ませんよね・・
さて、前回からの続きで、
東京都Y様邸のご紹介です♪
ご主人様の書斎であります。
品格あるドレープカーテンの生地は、
ドイツのブランド、JABの「パレスロイヤル」
壺が特徴的な、重厚な柄です。
「JAB」の、
素晴らしい生地をたくさんご覧になるには、
六本木にある、ナショナルインテリアさんの
ショールームへ、是非どうぞ。
この度、リフォームをされて、
作り付けの大きなデスクと、
吊戸棚が入ったのに合わせ、
カジュアルなウッドブラインドから、
ご主人様向けの、
品格あるクラシカルな窓装飾にお取替え。
イギリス製の赤いベルベット生地で、
フラットバランスをお作りしました。
裾のデコカットラインは、Y様ご希望のデザイン。
かなりオリジナル感があります。
バランスに付けたトリム(フリンジ)は、
フランス製の「ウレス」
ゴールドに輝く、タッセルも「ウレス」
そして、白いレースカーテンは、
スイスを代表するブランド、
クリエーションバウマンの「ソプラノⅡ」
あら、気がつけば、ヨーロッパの
一流ブランドが大集合。
窓のサイズは小さいけれど、これはかなり、
ゴージャスな窓です~♪
この窓は、吊戸棚が付いたことにより、
半分くらい隠れてしまったのですが、
だからといって、この窓を疎かにはしない、
Y様のこだわりが感じられます。
ご覧下さい、この堂々たる佇まい。
この窓は、どうしても、カーテンレールの設置が
難しく、思案の結果、
つっぱり棒に、リングランナーをとおし、
見えている上端よりも30センチ上から
吊り下げてあるのです。
どれくらいのボリュームで
カーテンを束ねるのがよいか、
採寸時に、かなり検証して決めたカーテン丈です。
勇ましい馬の置物は、リヤドロ。
男性的な品格とリッチ感あふれるカーテンに
ピッタリですね♪
その他にも、たくさんの小窓に、
それぞれに素敵な窓装飾をご依頼いただきました。
洗面所には、可愛いシェード。
本体の草木の刺繍生地は、
イギリス製「クラーク&クラーク」から。
上部のバランス部分は、同じくイギリスの
iliv(アイリブ)のコレクション。
ボールフリンジも効いてます♡
カフェカーテンは、
五洋インテックス「サントマリー」
立体感のある、薔薇のコード刺繍がラブリーな生地です。
トイレの窓には、既存のシェードに、
フラットバランスのみをプラス。
それだけで、シンプルなシェードが、
ぐっとエレガントになります。
トワルドジュイ柄の壁紙とお色を合わせて。
このレースの幕は、前からお使いの生地です。
鳥の柄が素敵。
さて、最後になりましたが、
リビングのカーテンも素晴らしいY様邸なのです。
このふたつの窓、
以前はシンプルなプレーンシェードでした。
しかし、大きな掃き出し窓には、
素晴らしいスワッグ&テールが付いていまして、
この窓のカーテンは、弊社の施工ではなく、
前からお使いのもので、
このカーテンに合わせて、同じ生地で、
小窓もスワッグ&テールに変えたい、
というご依頼でした。
しかし、Y様邸のリビングの壁は、
音響を重視した、布張りとなっており、
レールのビスが打てないという問題が。
ビスが打てるのは窓の木枠のみ。
でもそれは、窓の開閉は諦めることになります。
そこで、このように、
窓枠から持ち上げ金具を装着。
無事にダブルレールと、バランスレールの
両方を取り付けることが出来ました。
数年前の他社様の施工時にも、
それは課題であったに違いなく、
この小窓に関して、Y様ご自身は、
開閉できなくなるのは構わないとおっしゃって、
諦めておられたのですが、
この方法で解決し、お喜びいただいたのでした。
テレビ台は、スピーカーを内蔵した特注品。
とっても音響にこだわっておられます。
それにしても、詳しい場所は言えないものの、
都内のど真ん中にあるとは思えない、
素敵なガーデン♪
ちょうど、お嬢様のお誕生会のなごりで、
可愛い飾りつけが♡
も~、どこもかしこも、素敵すぎるY様邸でした。
カーテンの仕上がりも、
とてもご満足いただくことが出来ました!
Y様のご希望されるものすべてが、
どれもオリジナル感があり、
生地の組み合わせなどは、私がハッとさせられる
斬新なもので、
時間をたっぷりかけての素材選びは、
どの窓にも妥協を許さない、
こだわりが感じられました。
Y様、この度は本当にありがとうございました。
またいつかお役に立てる日を、
楽しみにしております。
さて、皆様、暑さに負けず、
夏を乗り切りましょ~
次回をお楽しみに!