みなさん、こんにちは♪。デザインカーテンの東和の河野デス。
前回に続き、スワッグバランス「ジョージアンスワッグ」です。
先日、ギャザーバランスは3万円くらいスワッグバランスは10万円♪。どうして高いの?????、と、言う投げ掛けを頂きました。
平時私たちはその手の縫製が多いものですから、内にとってはあまり特別ではありませんよー♪。ドンドン作ります♪。と、ご案内させて頂いてはおります。
生地が同じなのに、お値段が高い場合にはいくつか理由はあります。
1、生地を沢山使う。スワッグ>インターフェース
2、資材が高い。(インターフェースなど)
3、手間が沢山かかる。
これらの理由のどれかになります。
スワッグバランスなどは、作るためのノウハウの取得には、私自身大変な時間がかかっています。
今でも型紙を起こして、イッパツ!、で、思いどうりに出来る。と、言うスワッグは、ヒダを外側に折るタイプのスワッグに限っています。
スワッグバランスを作るために莫大なロイヤリティを支払う。と、言った事はありません。
もうヨーロッパで、ずーーーーーっと昔から作られているスタイルですし、高いお金を払って学習したり、何か製法特許があって、それで高い。と、言ったことなどは特別にはないのです。
ボクらが、余りにも大量(かな????w)のスワッグなどの製作事例を紹介しているので、「簡単♪」なのかと、言うとそうでもないのデス。
いつもなら、一つのスワッグが出来上がっているものをポン♪。と、ご紹介しています。
そう、こんなふーにデス。
でも、まずは、実際には、出来上がりのサイズから、計算をして、大体の形を出し、まずは型紙を起こします。
多くの場合は、スワッグを作る道具がありますので、それを素にすることが多いのですが、それは、10cmくらいずつの刻み値でしか出来ません。ボクらは、ピッタリの数字を狙って作ります。
大抵の場合には、生地をバイアスに取って製作しますが、生地によって、サイズ(縦横の縮尺など)によっては、縦にとったり、横にとったりもします。その判断すら技能だと思っています。
今回のサイズはテンプレートでは作れないサイズです。まぁもっともテンプレートに沿ったサイズの注文など、100に一つあるかないかですけどw。なので、型紙などは、いちいち取っていません。毎回サイズが違うからです。
そして、実際のご注文に近い生地のハギレなどを探して試作品を製作します。
この試作の段階で、どこまでの精度で作りこめるか。実際のご注文の生地ではそれでもまだ誤差が出るからです。
そして試作品のできばえを見てから本番の型に移ります。
生地を広げて、型紙を乗せて、トレースして切ります。
ヒダを取る目安こそありますが、ヒダは、「一つずつ手で」とって行きます。右を止めて、左を止めて、バランスを見て、調整して、最後までヒダを取って、そして微調整を何度も何度も繰り返して行きます。
全体の形が整ったら、上部を固定したまま、しっかりと止める為に、アイロンと、アイロンのりと、のり付きマジックテープを使います。
と、いつもなら紹介していますが、実際には、
。。。。いかがでしょうか?。これを一ヒダごとに整えていくのです。そして最後に全体のバランスを整えて、また2ヒダ目を伸ばしたり、4ヒダ目を引っ込めたり、、
と、ようやく合格点が出て、上部を固定して、マジックテープを縫い付けるのです。
同じ生地、同じ型紙で5個作るとしても、これを5個分繰り返して作ります。
その為、確かに同じ型で数を作るほうが、それぞれ違うサイズの組合せのものよりは、楽には出来ますが、それでも一つずつなのです。
このブログで、「スワッグの作りかた」と、言う検索が実に多いのですが、、
いかがでしょうか????。
ご紹介しても良いのですが、、一般の消費者の方が作るには、スワッグばかりはハードルが高すぎると思います。
ボク??、ですか???。えぇえぇ、ボク自身は試行錯誤を繰り返しながら、この商売を始めたときからのデータのストックから、幾つかの「式」を導きだしております。
その計算の理屈を見ても「なんで????」と、いったところが多々あるのですが、何故なのかわかりません。こーやったらこーだったからこーなんです。としか言えないことなどがあります。
その理屈も、サイズが縦対横の比率が1:1に近くなると、また違ってしまいます。横長のものになっても同様に当てはまりません。コレくらいのサイズのときには、こんなふーに。とか、この生地だったらこんなふーに。とか。
スワッグには、このジョージアンの他にも、エンパイア、キングストン、ホルダーに掛けるタイプなどなどなど、
ジョージアンでも、両端近くで纏める場合、中央を狭く作る場合、バイアスにとる場合、縦、横にとる場合、と、
いろぉ~~~~んなケースがあるのです。
洋書などを見ると、「大まかな」作りかたなどが良く紹介されています。しかしそのまま作れるのは、恐らくそのサイズの場合だけです。ご自分のお部屋の窓のサイズにそれがピッタリの場合などはそうそうありません。
ボク達はどんなサイズでも大抵作ります。
年中作っています。
だから作れるんです。
決して難しくはないと思います。
でも、手間とそれまで積み重ねたノウハウで作っています。
だから、「今だから作れる」んです♪。
何度、お客様にご用意頂いた生地をダメにしたか。
試作を作って、自身満々で本番の生地を使って思いどうりにならない経験をしてきたか。
そういった意味での授業料は、いっぱい払っていますネw。
いかがですか??w。
素敵な素敵なスワッグ♪。
プロにお任せくださぃ♪。
コレコソ「お値段以上♪」ですょ♪w。
スワッグバランスは「あなたの街のスワッグ屋さん♪w(ぇ、、w」東和商会まで♪w。
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