みなさま、こんにちは♪。東和商会の河野です。
ジャパンテックス2010の開催が明後日17日に迫ってまいりました♪。
これまでなんと、何度も招待券を忘れていく、、と、言うチョンボも何度かしております(;;、
毎年ほんとーに人にあげるほど招待券を頂いているというのにデス。まーこのオッチョコチョィはどーにかしないといけませんネw。
今年は忘れずに持参するつもりです。
さてさて、ウィズカーテン2010のほうはと言うと、今回のご紹介でやっと最後の企業様になります。
トリをしめくくるのは、サンゲツさん♪。
ほとんど縫製上では、お付き合いはありませんが、業界の大手メーカーさまなので、良くお世話になっています。
全体像です。
まずはまたFree to be meの前畑さんのコメントから♪。
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サンゲツ
まず魅かれたのが、ヌメッとした光沢感が色っぽいブラックの生地。
これに、同じブラックでもスクエアモチーフの膨れ織りが新鮮で全く違う表情の生地を組み合わせて 下に行くほど幅広くグラデーションで横ボーダーにつなぎ合わせた。
こうしたコンテンポラリーな生地にピッタリなTOSOスタイリングテープBウェーブを芯地に使用してグレイスフィーノ19ステンシルバーBキャップに突き通した。
シアーには羽根が舞い落ちるオーガンジーを合わせて ナルシストなビジュアル系ロックスターをイメージ。
両サイドに縦ストライプを効かせて引き締めているが、実は処理の難しい羽根部分の端始末をカバーする目的もある。
最後にヘビのようなベルト飾りをランダムに巻き付け仕上げた。
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TOSOグレイスフィーノ19ステンシルバーBキャップ
http://www.toso.co.jp/products/c_rail/rail/gracefn19/seihin/index2.html
スタイリングテープBウェーブ
http://tinyurl.com/26y3zmp
(URLが長いので短縮させて頂きました。)
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さてさて、このカーテンも「切り替え」で、見せているスタイルですネ♪。
このよーに切り替えているのですが、前畑さま曰く、「こんな柄の生地なのかしら??」と、思っていただけたそうです。この生地に関しては、「ヌメ」感がある生地どうしのつなぎ合わせですので、縫製の難度としては、そういった意味で難しいものですネ♪。皮やビニールなどの縫製もそうなのかもしれませんが、ようは「滑らない」んです。
ミシンには、針板を、押さえがねでおさえて縫うのですが、その間に生地があるわけなのです。このような生地の場合、針板で布が滑らない。と、言った事が問題になります。その為、テフロンコーティングされた押さえ金を使ったり、押さえ金にテフロンのテープを張ったり。また針板のほうにもシリコンスプレーをしたりなどなど、素材にあわせた一手間が必要だったりします。裏地は普通の生地ですからね。組み合わせてアノ手コノ手を使います♪。
ようは、綺麗に縫えればいいのですから、素材にあわせた手段を使えばいいだけです。後は「加減」やっぱり最後には「手加減」テクニックですネ♪。
亡き父である創業者の前社長と、私は国家資格の「一級内装仕上げ施工技能士(カーテン工事作業)」を持っているのですが、来年始めごろの試験に内からも3人受験してもらいます♪。
技能だけで言えば、ずっとやっているスタッフですので、十分な技術は有していると思っていますが、、試験には「ペーパーテスト」もあるんですっっ!(;;、
ん~、、、今からまた受験勉強をすることになると、スタッフ達も思っていませんでしたでしょうから。。(w
まぁ、良い経験ですので、1度や2度落ちてもいいかなー♪。なんて、気軽に考えていますw。
いやちょっと脱線してしまいました。
このスタイルでは、柄のレピートを見て切り替えの分量を決めていらっしゃいます。
「生地の柄を生かす。」
いつもいつも「カーテンは「布」ぢゃぁありませんょネ♪。製品ですよネ♪」と、言っている私ですが、製品にするに当たって勿論肝心なのは、「布」です。言い換えればやっぱり「布ありき」。
その生地の柄、質感、などなどをよーーく捉えて「スタイリング」をするのです。
この布をどう仕立てたらもっとも生きるだろう。もしくは、こんな仕立てに合う布はどんなものだろう。
などなど、必ずしも「布が先」なのか、「スタイリングが先」なのかは、場合によっては違うと想いますけど。
そして、裏地を無双で仕立ててあります。
みなさんが、リバーシブル。と、言えば、こういった「無双仕立て」になります。
耳にチチ紐を付けて、裏面までカーテンを見せています♪。
耳だけ無双とか、裾を除く三方無双とか、いろいろあるのですが、この場合は裾まで無双にしています。
裾は無双にしないことが多いんです。なぜかと言うと、違う生地で表と裏を裾の一番下であわせてしまって、経年により、どちらかが伸びたり縮んだりすると、逆側がツレてしまったりなどなど、支障が出る場合があります。
違う布なので、まったく「当たり前のこと」なのですが、、ちゃんと丁寧なご説明をせずにご提案すると、年数が立って問題が出て来る場合もあります。
本来は「カーテン屋」なら、みんなわかっていることではあるのですが、やっぱりお客様にはわかりません。ちゃぁ~~~んとしたご説明が必要ですよネ♪。
上部の仕様なのですが、TOSOさんのスタイリングテープBウェーブと言う優れものを使っています♪。
これは応用範囲が広くて、あんなことやあんなことにまで使えるんデス♪w。(近くコレを利用した商品を出して行きたいと思っています♪)
これさえあれば、間口や、ブラケット位置を気にせずに、ちょっとしたスタイリングが「手軽に」出来ます。
ん~、、楽しみデス♪。
さて、レースなのですが、
わかりにくいかなー??、えっと、真ん中に羽根が織り込まれた素敵なシアーを使っています♪。それを「中の一巾だけ」使っているのです。壁紙の部分張りみたいですねー♪。ちょっと良い生地をちょっとだけ使う♪。っていう手法もありかなー♪。と、思わせる「ナイス」なデザインですネ。
そしてそして、この「Rock」なデザインにこだわりのアクセント♪。が、
ちょっとヘビっぽぃ本体で繋いだ生地を使ったベルトを使ってコラージュしています♪。
キータッセルとも良い組合せで素敵なアクセントになっていました♪。
さて株式会社サンゲツさまのプレゼンテーションです♪。
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株式会社サンゲツ
見本帳名:The Coordinates Book for Ariaarea
開発コンセプト
オーダーカーテンに対しては、「価格が分からず購入をためらってしまう」「高価で・・・」の声を多く聞きます。そのような中、おおまかな予算設定を行い、その予算の中で購入できるカーテンのデザイン提案を中心に開発されました。エンドユーザーにわかりやすい、又、コーディネーターの方がお薦めしやすい内容の見本帳となっております。
特徴
典型的な住宅の間取りを例に、インテリアイメージを予算ごとに提案
ベーシックプラン・・・・・・・・・・・・・・予算内
バリエーション(1)・・・・・・・・・・・・予算内の別案
バリエーション(2)・・・・・・・・・・・・プラスアルファの予算を追加
お部屋ごとの施工例写真を掲載→印象の変化を視覚的に確認
予算や好み等、自分に合ったインテリアをイメージしやすく、又、提案しやすい内容。
インテリアイメージ
マンション(7タイプ)、一戸建て住宅(6タイプ)のインテリアシーンをイメージ別に構成。
計13タイプを、様々なデザインの施工例写真と共にか格別に掲載。
フレッシュエレガンス
ナチュラルモダン
スタイリッシュモダン
ノルディックモダン
シックモダン
シックエレガンス
ネオクラッシック
フレッシュナチュラル
アーバンリゾート
シンプルモダン
アーバンシック
ジャパニーズスタイル
ヨーロピアンエレガンス
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ん~、、素晴らしいカテゴリー分けですネ♪。
「縫製のプロ」のボクには、これら13タイプのイメージを言葉で表しなさぃ!、とか言われてしまうともーぐぅの根も出ませんw。
でもー、、も、モダンって、、こんなにあるんですか???(汗、、、と、言いたくなるほど、細かいすみわけをされているのですネ♪。
プロにはプロの提案があるのでしょうから、ボクのように、付け焼刃でイメージの説明をするくらいなら、この事例で紹介するほうが良いのかなー???、とも思います。
(内のスタッフ達は、このようなカテゴリーで見事な提案が出来ると信じていますがw。)
お客様と同じ語彙で、イメージをやり取りするのって、とっても難しいですよネ♪。
ボク達は、ほとんどプレゼンボードを言うものを作りません。
口頭で聞いただけでは、やはり瞬時に生地や、スタイルを選ぶことや、デザイン提案をすることはまずありえないのです。
カーテンの販売は、細やかなヒヤリングと、コンサルティングですよねー♪。
お客様のライフスタイルや、お好みのテイスト、色、デザイン、様式、などなどなど、例えばチェックシートに50項目くらいあって、全てにお答え頂いてから、提案させていただくのならまだしも、「ねね♪。これが間取り図なんです。30万くらいでプラン作ってくださーぃ♪」と、なったら、恐らくとっても無駄な(無責任な)ご提案になってしまうと思っております。
その為の「パクっ!!」とした、お客様のイメージを探る。には、このサンゲツさんのシステムは機能するんじゃぁないかなー♪。と、感じます。
みんないろいろと考えていますネ♪。良いか悪いか。とかなんかじゃなくって、
あるものは、どんどん「利用」しましょう♪。ってことですネ♪。
さてさてさて。
いかがでしたでしょうか???w。
途中、ブツブツと途切れてしまってのご紹介でしたが、ようやく出展された9社の皆さまのご紹介が出来ました♪。
私の場合は、やっぱり「縫製屋目線」ですので、デザイナー様、コーディネーター様には、十分な内容にはなっていなかったかもしれません。
でもTOSOさまの「ウィズカーテン2010」の「もう一つの楽しみ方♪」のご紹介は出来たのではないかなー??と、想います♪。
で、次回は最終回♪w。
デザイナーの前畑さまと、ボクとのトークセッション(?w)の模様をお伝えさえていただきますネ♪。
素敵なカーテンがいっぱぃ♪w。
こんなカーテンが欲しい!と、思ったお客様♪。
どうぞドレーパリーの東和商会にお問い合わせくださいませ♪w。
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