2018年4月15日 のアーカイブ

皆様こんにちは!東和商会の伊賀です。

 

世の中は、新学期、新年度、色々と初々しい季節ですね!

 

私にも、うん十年前、初々しい季節がありました。
時は昭和のバブル時代。

 
あ、歳が完全にバレますね~ 笑

 

でも、そんな若い時代より、
ありがたいことに今の方がずっと楽しい私です。

 

この仕事でなければ出会うことのなかった、
たくさんの方々が、
新鮮な毎日と、感謝と、感動を与えてくれます。

 

人生というのは面白いもんですね。
(なんかの歌詞みたい?)

 

さて、本日は皆様に驚いてもらいます~!

ご紹介しますのは、その名も
「ジェントルマンズハウス」

 

え~?それは何~?お家なの?
気になるでしょ~

 

画像をご覧になれば、このネーミングに納得ですよ。

 

ジェントルマンズハウス

 

煉瓦作りの素敵な建物。

東京都杉並区「ジェントルマンズハウス」は
N様邸でもあります。

 

表札にある、「DONGURI」(どんぐり)は、
このお家の主、N様(男性)のお好きなモチーフなのです。

 

ジェントルマンズハウス

 

玄関のドアを開けると、まずリビング的な空間に。

 

しかし、これはリビング、と言い切るにはちょっと違う。
N様は、このお部屋を仲間が集う社交場としての利用を
お考えなのでした。

 

赤いカーテン

 

広がる空間は、くつろぎのスペース。

 

現在、チェスターフィールドのソファーをイギリスに
オーダー中で、6月頃に搬入されるのだそうです♪

 

 

海外スタイル

 

靴は脱がないスタイルの「ジェントルマンズハウス」

 

 

ダイニングキッチンもこのとおり。

 

 

ジェントルマンズハウス

 

なーんて、さらりと紹介しておりますが、
もう、この時点で、かなりすごい。

 

ここから、さらに、すごくなる。
何がすごいって、何もかもなんですが、

 

私、伊賀の素直な感想をまず言わせてっ。

 

すーっ(息吸い込む)

「ここは、男の城なのだ~っ!!」

(ゼハーゼハー)

 

 

ひとまず、素晴らしいお部屋の数々をご紹介してから、
カーテンの話しにしましょうか。

 

素敵なキッチン

 

もう。カッコ良すぎでしょ。

 

まずは、この色使いにやられてしまった。
N様も、ドライウォールの壁のお色は吟味に吟味を重ね、
決定されたそうな。

 

ダイニングテーブル

 

 

ダイニングテーブルは、
1910年頃の英国アンティークのドローリーフテーブル。

素敵なテーブルクロスもお作りしたので、
これについては、また後ほど。

 

 

かっこいい書斎

 

書斎。

椅子はチェスターフィールドのタイプですが、
キャプテンチェアと呼ばれるものだそう。

 

デスク用は、1950年代に作られた
「リボルビングチェア」と言う、角度が変えられる椅子で、
購入後、かなりのメンテナンスを施し蘇った椅子なんですって~

 

 

赤い階段

 

 

歴史的建築物を思わせる、重厚な雰囲気の階段を上がります~

 

 

階段

 

 

大きな鏡は、1800年代の「オーバーマントルピースミラー」
その名の通り、暖炉の上に置かれていた鏡です。

 

 

アンティークの鏡

 

N様曰く、
フランスのボロボロなブロカントを購入し、リフィニッシュしました。
とのこと。
この年代の家具は、俗にナポレオンⅢ様式と呼ばれるのだそうです。

 

 

どんぐりの照明

 

この照明の形、なんだかわかりますか?
なんと、「どんぐり」なのです。
可愛い!

 

1920年代のアメリカ製のアンティークだそうで、
現在、大小セットで入手することは、とても難しく、
「どんぐり」を愛するN様にとって運命を感じる逸品とか。

 

 

パウダールーム

 

 

ここからが、私一番の感動ポイントでございます。

 

それっ!

 

パウダールーム

 

2台並んだ、重厚な雰囲気の洗面台

 

そこから続く、WIC

 

クローゼット

 

これって、映画とかで出てくるやつですね。
ざざざ~っと、スーツが並んでて、
さささ~って、服選ぶ、あれ。

 

N様こだわりの服と靴。
ずらずらっと並んでおりました。

 

「ジェントルマンズハウス」は、
男性でなくとも憧れる、N様こだわりの宝庫なのです。

 

 

といったところで、そろそろカーテンの話。

 

ほとんどの窓に、赤のベルベットを使用していますが、
実は、お部屋により、すこ~しずつ色が違います。

 

赤いベルベットのカーテン

 

素晴らしい窓のケーシングを生かす為には
枠内のお取付けになりますが、

 

もちろんN様もそれを希望されていて、
すべての窓に、枠内のフラットバランスをとのご要望でした。

 

このフラットバランスのアーチ型のカットも、
このラインに行きつくまでには、道のりがありました。

 

フラットバランス

 

 

N様のご要望を最大限に取り入れながらも、
縫製の立場からの意見もお伝えし、

 

 

赤いフラットバランス

 

最終的に、ご納得いただく形になるまでには、
たくさんの打合せを重ねたのでした。

 
施工に関しても、

窓枠内の有効奥行は6センチほどしかない為、
バランス、ドレープ、レース、と3つのアイテムを入れるには、
ちょっと工夫が必要です。

 

素敵な窓

 

まず、バランスレールは、枠ギリギリのところに天付け。

ここにドレープ&レースのダブルレールを入れるのは、
すでに厳しい状態なので、、、

 

ドレープ用に、細めのレール「ウィンピア」を。
その後側に、「グレイス11」を使用してカフェカーテンに。

 

赤いベルベット

 

ひとつひとつのカーテンは、小さいサイズですが、
生地の切り替えやトリムなど、とっても贅沢な仕様です。

窓の数は、合わせて24窓。
そのすべてに、ゴージャスなカーテンをお取付け♪

 

 

赤いカーテン

 

 

「ジェントルマンズハウス」は、
N様のお住まいであると同時に、大人の社交場でもあります。

 

すべてにこだわり抜いたインテリアは、
現在も、あちこち手をかけ、さらに素敵に進化中!

 

書斎のカーテン

 
こだわり方が半端じゃない!
見どころだらけの「ジェントルマンズハウス」
1回だけでは紹介しきれません。

 

次回は、その他のお部屋をご紹介致しますね。

ガラリと色を変えた寝室や、
素敵なテーブルクロスもね!

 

どうぞお楽しみに!